朗読者
「愛を読むひと」の映画を観てからの
読書でした。
映画ではケントの演技や表情に
魅了されていました。
内容よりもケントの存在が大きすぎてね。
「朗読者」を読んで
更に深いところで理解できたような感じです。
年上で文盲でそして彼にとって魅力的だった彼女。
本を読んで更に引き込まれてしまいました。
歴史的な背景、
彼女の自尊心や恥じらい、
そして罪深さ。
彼にとっても。
人間は時として思い通りには行動できないもの。
私の20代の時と重なることを感じました。
結果もその時そうなっていたらこうなっていたのかなど
所詮、結果はわからないことなのだということ。
私自身に絡めてしまうと
この本は読んでいうる間中
実に多くのことを考えさせてくれる本でした。
☆☆
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